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敗血症
敗血症(はいけつしょう、Sepsis)は細菌によって引き起こされたSIRS(systemic inflammatory response syndrome、全身性炎症反応症候群)である。細菌感染症の全身に波及したもので非常に重篤な状態であり、無治療ではショック、DIC、多臓器不全などから早晩死に至る。もともとの体力低下を背景としていることが多く、治療成績も決して良好ではない。 傷口などから細菌が血液中に侵入しただけの状態は菌血症と呼ばれ区別される。 逆に敗血症であっても定義上、血液中から菌が検出される必要はなく、あくまでSIRSつまり高サイトカイン血症の状態にある。
[編集] 症候悪寒、全身の炎症を反映して著しい発熱、倦怠感、認識力の低下、血圧低下が出現する。進行すれば錯乱などの意識障害をきたす。DICを合併すると血栓が生じるために多臓器が障害(多臓器不全)され、また血小板が消費されて出血傾向となる。起炎菌が大腸菌などのグラム陰性菌であると、菌の産生した内毒素(エンドトキシン)によってエンドトキシンショックが引き起こされる。また代謝性アシドーシスと呼吸性アルカローシスの混合性酸塩基平衡異常をきたす。ショック症状を起こすと患者の25%は死亡する。[1] [編集] 原因肺炎や腹膜炎をはじめとした重症細菌感染症の進行した場合にみられる。また、悪性腫瘍の化学療法によって免疫力が低下した場合に合併することがある。この場合は、主な感染源はセラチア菌などの腸内細菌であるといわれる。[2] [編集] 治療急激に腎不全・呼吸不全・心不全などを合併する恐れがあり、ICU等において全身状態の集中的な管理が必要。 [編集] 抗生剤感染に対して有効な抗生物質を投与する。旧来よりΒラクタム系抗生物質とアミノグリコシド系抗生物質の併剤療法が主流であったが、ニューキノロン注射薬(シプロキサンやパシルなど)の単剤集中療法の有用性も指摘されてきている。 [編集] ショック[編集] SIRS抗サイトカイン療法として、CHDFやプラズマフェレーシスによって内毒素の除去を行う。 [編集] DICDICに順ずる治療を行う [編集] 関連項目[編集] 脚注
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