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カミラ・パーカー・ボウルズカミラ・ローズマリー・マウントバッテン=ウィンザー 旧姓パーカー・ボウルズ(Camilla Rosemary Mountbatten-Windsor, Camilla Parker Bowles, 1947年7月17日-)はイギリスの王太子でウェールズ大公チャールズの妻。2005年4月に結婚した。称号はコーンウォール公夫人(Her Royal Highness The Duchess of Cornwall)。
[編集] 家柄カミラは元英国陸軍将校でワイン商に転じたブルース・シャンド陸軍少佐の娘としてロンドンで生まれた。出生名はカミラ・ローズマリー・シャンド(Camilla Rosemary Shand)という。曾祖母のアリス・ケッペルはエドワード7世の長年の愛人であり、さらに遡ればチャールズ2世とルイーズ・ケルアイユの私生児であったリッチモンド公爵チャールズ・レノックス(Charles Lennox, 1st Duke of Richmond)の血筋も引いているとされる。 [編集] 略歴[編集] 最初の結婚1972年カミラが近衛儀杖騎兵隊大尉で社交界の人気者アンドルー・パーカー・ボウルズ(後、英国陸軍准将、獣医学校校長)と付き合っている時、アンドルーの友人であるチャールズと出会った。チャールズはポロと狩猟という共通の趣味をもつカミラを深く愛するようになったが、結婚の申込を引き伸ばしたため、カミラはアンドルーと結婚した。しかし、結婚後もチャールズとの関係が続いた。カミラとアンドルーの間には1974年にトム、1979年にローラが生まれたが、1995年に離婚している。 [編集] 不倫関係一方、チャールズは1981年にダイアナ・スペンサーと結婚したが、カミラとの関係は解消されず、これが原因でチャールズとダイアナの夫婦関係は極度に悪化した。1990年代初めにはチャールズとカミラの携帯電話の会話を録音したテープが暴露され、2人の秘密の関係は公然と知られるようになった。チャールズとダイアナは1992年に別居、1996年に正式離婚している。ダイアナが1997年8月にパリで事故死した後、チャールズとカミラは公然と交際するようになり、公式行事にも2人で出席し始めた。しかし、ダイアナ人気の根強さと、「カミラ = 愛人」というイメージから、訪問各国の首相陣はともかく、その国の国民から歓迎されることは少なく、「帰れ!」と罵られるか、無視されるかがほとんどであった。 [編集] 正式結婚へカミラはロンドンのハイグロウブ・ハウスでチャールズと同居し、彼の公式の住居であるクラレンス・ハウスにも居室を持つ。2005年2月10日、チャールズとカミラが2005年4月8日にウィンザー城礼拝堂で正式に結婚することが発表された[1]。しかし、ダイアナの人気は死後10年経った今なお絶大であり、イギリス国民の多くがカミラを新しいプリンセスとは認めておらず、2人の結婚に対しては「何を今更」と、冷ややかである。 [編集] ダイアナ元妃の追悼式典欠席2007年8月31日に行われるダイアナの没後10周年の式典を欠席する事を同年同月26日に発表した。ウィリアム王子とヘンリー王子からの出席の要請を受け当初は出席への意向を示していたが、「式典の目的から注意をそらす可能性がある」との懸念から出席を取りやめたという。英大衆紙デーリー・メールの委託でIMCが行った世論調査では夫人がダイアナの追悼行事に出席すべきではないと考える意見は54%、女性回答者の反対意見は64%と高いものであり、欠席の決定は世論に従ったものでもある。[2][3]。 欠席に落胆しつつも、夫人の尊厳に理解を示す報道を行ったメディアもあった。また王室伝記作家のペニー・ジュノーは、10年の月日の中で国民は夫人の人柄を知り、夫人に対する見方を変えたと指摘している。一部のコメンテーターは地元紙で、夫人を追悼式典に招待したのは、夫人を再び好ましくない存在として際立たせようとする意図があったと述べた[4]。 [編集] 称号結婚と同時に、カミラはチャールズが持つ多くの称号に対応する夫人としての称号を自動的に与えられた。すなわち、カミラの結婚後の称号(title)は、Her Royal Highness The Princess of Wales and Countess of Chester, Duchess of Cornwall, Duchess of Rothesay, Countess of Carrick, Baroness of Renfrew, Lady of the Isles, Princess of Scotlandである。 これまでの慣習に従えば、カミラの呼称(style)はHer Royal Highness The Princess of Wales(ウェールズ大公妃殿下)となるはずであった。しかし、彼女はPrincess of Walesの称号を呼称として用いることを辞退し、チャールズが保持する称号の1つであるコーンウォール公爵位に基づき、Her Royal Highness The Duchess of Cornwall(コーンウォール公爵夫人殿下)と名乗ることにした。これはPrincess of Walesとして知られていた故ダイアナに対する英国民の根強い敬愛に配慮したものと考えられている。 なお、チャールズのスコットランドにおける呼称は、His Royal Highness The Prince Charles, Duke of Rothesay(ロスシー公爵チャールズ王子殿下)であることから、カミラもそれに合わせてスコットランドではHer Royal Highness The Duchess of Rothesay(ロスシー公爵夫人殿下)という名で呼ばれる。これは故ダイアナのスコットランドにおける呼称と同じである。 仮にチャールズが英国国王に即位した場合でも、王妃陛下(Her Majesty, Queen)の称号を辞退し、国王配偶者殿下(Her Royal Highness the Princess Consort)の称号を名乗ると発表された。しかし、英連邦各国の憲法改正などを伴う問題が指摘されている。国王の配偶者が自動的に王妃と呼ばれないのはイギリス王室史上前例がない。ちなみに王配殿下(His Royal Highness the Prince consort)の称号は、ヴィクトリア女王の夫君ザクセン=コーブルク=ゴータ公子アルバートがイギリス議会から授与されたのみである。 [編集] 脚注
[編集] 外部リンク
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