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アンダルシア州
アンダルシア州(Andalucía)は、スペインを構成する自治州の一つである。 スペイン南部に位置し、北にエストレマドゥーラ州とカスティーリャ・ラ・マンチャ州、東にムルシア、西にポルトガル、南には地中海・ジブラルタル海峡がある。州都は、セビリア。 気候は典型的な地中海性気候で、夏はまばゆい太陽が輝き暑い。雨はあまり降らない。
[編集] 歴史グアダルキビール川の河口にあった都市タルテソス(en)は、紀元前1000年にまでさかのぼる。この都市は強大なタルテソス文明を築き、聖書では「Tarshish」(タルシシュ)の名前で知られている。紀元前2世紀、古代ローマに支配され、属州ヒスパニア・バエティカが置かれた。 5世紀になると一時期ヴァンダル族がこの地を支配し、「Vandalicia」(ヴァンダル人の国)が「アンダルシア」の語源となった[2]。 西ゴート王国による支配のあと、711年にウマイヤ朝に征服され、アラビア語でアンダルスと呼ばれるようになった。後ウマイヤ朝が都を置いたコルドバは、西方イスラムの経済文化の中心地として繁栄した。アンダルシアの文化は、8世紀にわたるイスラム支配の影響を色濃く残している。 13世紀にはレコンキスタによってキリスト教諸国による征服が進み、グラナダを都とするナスル朝だけが最後のイスラム王朝として200年間生き残った。1492年にはグラナダが陥落し、スペイン王国に統一された。 16世紀から17世紀にかけて、セビリアはアメリカ州にあるスペインの植民地への出発地となったため、現在アメリカに住むスペイン語話者は、標準的なスペイン語であるカスティーリャ語ではなく、アンダルシア地方の方言を話す人が多い。 アンダルシアは先史時代からローマ時代、イスラム時代を通じてイベリア半島の先進地域であった。しかし、レコンキスタの終了後は大土地所有制が進展し、新大陸との貿易で繁栄したセビリアを除き、スペインでも貧しい地方の一つとなった。20世紀の自治州成立後は、観光業の発展とともに、政府やEUからの援助金、高速鉄道AVEの開業、セビリア万博の開催などによりてこ入れが図られている[3]。 [編集] 県と都市アンダルシア州には、8つの県がある。県名はすべて、県都の名前と同じである。
そのほかにおもな都市には、アルヘシラス、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ(カディス県)、マルベーリャ、アンテケラ、ロンダ(マラガ県)、ウベダ、バエサ(ハエン県)がある。 [編集] 観光と世界遺産アンダルシア州にはイスラム支配期の文化を伝える史跡が数多く残り、観光名所となっている。グラナダのアルハンブラ宮殿、コルドバのメスキータやメディナ・アサーラ、セビリャの黄金の塔やヒラルダの塔などがある。 マラガ県の地中海沿岸コスタ・デル・ソルは一大リゾート地となっており、イギリスやドイツなどヨーロッパ北部から多くの観光客を集めている。 アンダルシア州でユネスコの世界遺産に登録されている物件には次のものがある。 [編集] 文化アンダルシア料理(en)は、魚介類とデザート、世界的に有名なシェリー酒で知られている。 [編集] ギャラリー
[編集] 参考文献
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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